
高校を卒業した私は、短大を受験しましたが、見事にすべて不合格。
英語に少し興味があったので、英語の専門学校に行かせてもらい卒業後、金融の企業に就職しました。
右も左もわからない社会の中で、働く毎日でした。
「自立して生きていくこと」だけを目標に、必死で頑張っていました。
そんな私の努力が実り、8年目には社内でも頼られる存在になっていました。
けれどその矢先、会社は突然の倒産。
海外企業に買収され、半年後には「早期希望退職」という形で退職を余儀なくされました。
人生が音を立てて崩れていくような感覚でした。
頑張っても、会社という仕組みの中では、自分の努力だけではどうにもならない現実を思い知りました。
その後、私は転職を繰り返しました。
「安定した職場を見つけたい」
そう願っても、心のどこかに虚しさが残っていました。
そして、その空虚を埋めるように買い物に依存していったのです。
退職金はあっという間に消え、クレジットカードを使いすぎ、消費者金融からも借金をするようになっていました。
生活のために、昼は事務の仕事、夜はコールセンターでオペレータ、週末はイベントスタッフ。
まさに3つのアルバイトを掛け持ちしながらの毎日でした。
けれど、どんなに働いてもお金は貯まらず、心も満たされません。
今振り返ると、あの頃の私は貧乏波動そのものでした。
「お金がない」
「頑張らなきゃ」
「どうせ私なんて」
そんな言葉を毎日、自分に投げかけていたのです。
その言葉が、現実をさらに苦しくしていたことにも気づかずに。
それでも心のどこかで、
「この生き方は違う」
「もっと自由に生きたい」
という小さな声が消えることはありませんでした。
けれど現実は、そんな理想を語る余裕すらないほど厳しいものでした。
自転車操業のように借金返済に追われ、どうにもならなくなった私は、ついに母に頭を下げ、借金を肩代わりしてもらいました。
恥ずかしさと情けなさでいっぱいでした。
少し長くなりそうなので、続きは次回に書きますね。
ここまで読んでくださりありがとうございます。